白鳥を見に川島町

Swan @ Oppe river

自転車でぷらぷらと散歩感覚で白鳥を撮りに行ってきた。
最高気温は9℃とのことだったけど、防風装備さえ出来てれば、走り始めて体温が上がってしまえば気にならないレベル。

雲一つ無い青空が気持ちよくて、走ってるだけで楽しい。
冠雪で真っ白な富士山がとても綺麗。
冠雪で真っ白な上に、真っ白な噴煙を上げている浅間山すら、かすかに見える。
でも、どっちも高圧電線越し。
新坂戸変電所がどーんと構えてるから仕方なし。
って、東京電力送電線マップを作ってる人がいるのか。すごいな。

広い空と、遠くに見える山の稜線を楽しみつつ、越辺川にかかる沈下橋である八幡橋付近で一服して風情を楽しみ、そこからすぐの所に白鳥はいた。

今日いたのはは20羽位。
これからまだシベリアから渡ってくるはず。幼鳥はまさにこれからだろう。

だけど、餌やりは無くなったのかな。鳥インフルエンザ対策なんだろうけど。今後どうなるんだろう。
はるばるとシベリアから何千キロも渡って来て...去年までは厚遇されてて今年は一転ほったらかし。
そんなんでいいのかなあ。身勝手なんじゃないか?って気がした。
もう場所は覚えたんだから、今後はほっといても来てしまう。そうさせたのは人間。

だったら、身勝手に放置とか逃げるとかだけではなくて、もう少し何かできそうな気がする。
町を挙げて観光資源にしてきたんだから、一歩踏み出したことをしても良いと思う。
費用が必要だって言うなら、微々たるものだろうけど出来る範囲で協力させて欲しいくらい。
何とかしてあげたい気がするんだけど、幸せな共生の形ってどういうものなんだろうな。

ここで気がつく。
去年、あれほどいたはずのカモが一羽もいない。カイツブリが少々と、遠くにシラサギとアオサギ。
餌やり中止で消えたのはカモじゃないか。あいつらは小型だからすぐに場所を移せるよね。どこに行ってるんだろう。
荒川の寄居あたりもこうなんだろうか。今度確かめに行ってみよう。

とまあ、色々思いつつ、しばらく観察(?)してみたりする。
観察と言うより、こちらが勝手に和ませてもらってるだけ。
ときどきカメラ目線をもらってみたり、目が合ってみたりｗ
ビクビクした風情が感じられないのがとても良い。ゆーったりとしてる。

泉の里

一通り白鳥(と、カイツブリとアオサギとシラサギ)で和んだ後、小腹が空いたので泉の里で新そばを食す。
そばは白めの更科風。出汁はかなり濃いめ。チョンづけで一息ですすり込むのにちょうど良い。
その後、何がすごいって、そば湯がすごい。
わざわざお湯でそば粉を溶いた、トロトロのものをつくり、それをそば湯として出してくれている。
それを出汁で割りつつ、すする。そば粉の甘み、食感がすごい。
もう立派な「スープ」状態。これで相当おなかいっぱいになれる。


満腹で店を出、走り始める。
もう夕方風情で肌寒くなってきたので家路とする。
普段は車で通過してしまうか、細い路地などにわざと入ってみたり。
圏央道の側道のぶつ切れ状態から、土地買収の難しさを垣間見たりｗ

そんなこんなで自宅到着。たのしかった。